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スポーツ苦手な私が弘前・白神アップルマラソンに参加してみた!

▲岩木茜橋を走るランナー

2023年10月1日に「第21回 弘前・白神アップルマラソン2023 (以下、アップルマラソン) 」が開催されました。初めて参加した様子をお伝えします。

 

アップルマラソンに参加、大丈夫かな?

アップルマラソンは自然を楽しみながら、弘前市内から白神山地にかけてのコースを走るマラソン大会です。毎年10月の第1日曜日に開催されます。2023年はフル、10キロ、3キロの種目があり、過去にはハーフや5キロの種目があった年もあります。私が参加したのは10キロコース。完走できるかどうか。心配です。

私は、昔からスポーツが得意でない人間です。通知表の体育の成績はほとんど3でした。

しかしあるとき、体を動かすことは楽しいと気付きました。
何気なくジョギングをしてみると、想像していた以上に爽快な気分になりました。日々のしがらみを忘れ、走ることだけに集中することができたのです。
それからは体力作りも兼ね、定期的にジョギングや軽い筋力トレーニングをしています。

▲追手門会場では、かわいいリスの看板が出迎えてくれます

 

◆アップルマラソンへ参加!

いよいよ本番の日を迎え、スタート地点に向かいました。ピストルが鳴り、調子の良いスタートを切ります。

▲スタート地点の様子。緊張のひとときです

序盤は晴れていて暑さを感じましたが、折り返し地点に入る直前で小雨が降りました。その後はずっと雨が降り続き、肌寒さを感じながら走りました。
長い距離を走る場合は特に、服装での体温調節が必要だと感じました。

要所要所に給水所やAED機器・救護車があり、ランナーのサポート体制は充実しています。

沿道からは、たくさんの人から応援の言葉をいただき、見ず知らずの私にも温かい言葉をかけてくださることが、本当にありがたく感じました。

信号を気にせず、伸び伸びと自分のペースで走ることのできる点が、マラソン大会ならではだと感じました。
普段の練習では赤信号で止まらなければなりませんが、アップルマラソンでは一部の道路を除き、交通規制がかかります。

そして、何といっても景色が美しいことに感動しました。

岩木川、岩木山、リンゴ畑、田んぼといった、弘前ならではの自然豊かなコースを走ることができます。市街地を離れたコースで、のどかで空気が美味しいのも魅力です。

また、フルの折り返し地点は西目屋村役場にあるため、世界自然遺産・白神山地近くの景色を見ることができます。

▲コースから見える岩木山。あいにくの曇り空でした

▲フルのコースからは、畑に実る色づいたリンゴが見えます

▲城西大橋の様子。行きは下り坂、帰りは登り坂になります

 

◆ゴール!

約1時間6分で、無事ゴールしました!

スポーツが苦手な私でも、練習を重ね、根性を出せば10キロを完走することができます。
普段1人で走るときとは違い、公式で記録が出るため、より達成感を味わうことができました。

本部で頂いたリンゴジュースは格別においしかったです。
また、参加賞としてリンゴ1個、タオル、パンフレット、スポーツ飲料などを頂きました。

▲ゴール地点の様子

▲参加賞。参加する種目によってタオルの大きさが異なります

 

◆アップルマラソンへの参加を考える方へ

アップルマラソンには、1人で参加する人もいれば、友達や家族、職場の方と一緒に参加する人もいます。

特別な道具が必要なく、お金もかけずに始められるのが、走ることのメリットだと思います。

無理のない距離を、ご自身のペースで走りましょう。
走る前後には筋肉痛を防ぐため、入念にストレッチを行うことが大切です。

会場近くには弘前公園、弘前城、弘前市立博物館、旧弘前市立図書館、ミニチュア建造物、藤田記念庭園などの観光スポットがあります。周辺の土手町などには、おいしい飲食店がたくさんあります。
特に県外から参加する方は、アップルマラソン前日や終了後に、ゆっくり観光を楽しんではいかがでしょうか。

この記事を読んで「アップルマラソンに参加してみようかな」「ランニングやジョギングを始めてみようかな」と思ってくださる人がいれば、うれしく思います。


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