弘前ぐらし 弘前移住情報サイト

青森県弘前市の移住応援サイト「弘前ぐらし」は移住やUIJターンの情報を発信しています。仕事探しのための求人や転職情報、補助金等の支援、暮らしのための医療、福祉、住宅や空き家情報、移住イベント情報、就農や起業までサポート。有楽町の東京事務所でも相談受付中。

群馬県太田市の夏を彩る「尾島ねぷたまつり」に行ってきました!【後編】

こんにちは!

前回の記事「群馬県太田市の夏を彩る「尾島ねぷたまつり」に行ってきました!【前編】」にて尾島を散策する様子をお届けしましたが、今回は待ちに待った祭りの模様をお送りいたします!

 

祭りの開催日!

台風が接近していた影響で、14日の尾島ねぷたまつりは残念ながら中止に。2日目の開催については、当日午前10時ごろ市のHP上で開催決定が発表されました。私は実家がある長野に帰省していましたが、開催の知らせを受けて、再び群馬へ向かうことに!

新幹線で高崎まで行き、電車に乗り換え、太田駅へ。3時間ほどの道中は、胸の高鳴りが押さえきれませんでした。車窓から見える景色が変わるたびに、ワクワク感が高まっていきます!

 

群馬県太田市に到着!

▲東武鉄道太田駅

▲三国志を題材に描かれたミニねぷた

太田駅に着くと、まず出迎えてくれたのがねぷたでした。友好都市交流30周年を記念して制作されたねぷたが駅構内に展示されており、ねぷたの文化を楽しむことができます。私と同じように写真を撮っている人を見ると、なんだか誇らしい気持ちになります。

 

尾島ねぷた、出陣!

尾島地区に到着すると、すでに多くの人でにぎわっていてびっくり! 開催が発表されたのが当日だったため、「人が全然いなかったらどうしよう…」と心配をしていたのですが、会場は観客でぎゅうぎゅう。4年ぶりの開催ということもあり、地元の人にとっては待ちに待った日だったのでしょう。笑顔が溢れる尾島の町を見て、私は心が熱くなりました。

▲尾島の町は人でいっぱいに

18時を過ぎ、あたりが薄暗くなってくると、ねぷた囃子(はやし)が道の奥で聞こえてきました。「弘前ねぷたまつりとは少し違うよ!」という事前情報を聞いていたこともあり、どんな景色が見られるのか、ワクワクしてきます。

▲囃子の音色とともに、ねぷたの姿が見えてきた

 

人が歩く真横をねぷたが通り過ぎていく

尾島ねぷたまつりは、運行ルートと観客側の区切りがないのが特徴のひとつです。弘前ねぷたまつりのように沿道に座って見ることはせず、歩きながらねぷたを見ることができます。高さ7メートルに及ぶ山車もある中で、間近で見るねぷたは圧巻の一言。囃子の音色が響き渡る中で、私は尾島ねぷたの躍動感と迫力に圧倒されていました。

▲尾島ねぷたまつりでは最大7mのねぷたが運行される

 

祭りでは、女性がひときわ輝いていた

尾島ねぷたまつりを初めて見て特に驚いたのは、囃子方に女性が多いことでした。弘前ねぷたまつりでも女性の囃子方はいますが、男性が多いイメージがあります。尾島ねぷたまつりでは太鼓の上に乗って囃子を演奏する光景が定着しており、上に乗るのはほとんどが女性。年齢層が非常に若いことがとても印象的でした。

▲幽玄な世界が尾島の町を彩っていく

 

力強い音色を響かせる尾島ねぷたの大太鼓

尾島ねぷたまつりの見どころの一つとして、大太鼓は欠かせません。大きさはなんと直径約3メートル! 迫力ある太鼓から奏でられる力強い音色に、観客の目もキラキラしています。

▲会場に響く大太鼓の音色が祭りを盛り上げる

大太鼓は弘前ねぷたまつりでも見ることができる光景ですが、上にも人が乗り長いバチを使って囃子を演奏するのは容易なことではありません。日々の練習や祭りにかける思いが、尾島ねぷたまつりの継承につながっているのです。

 

弘前にはない、圧巻のフィナーレ!

ねぷたまつりといえば、当然ねぷたの運行がメインですが、尾島ねぷたまつりには、弘前では見られない「ねぷた囃子の大合奏」が見どころのひとつです。

▲大合奏が尾島ねぷたまつりを締めくくる

ねぷたの運行が終わると、参加団体が尾島の交差点に集まり、祭り囃子を一斉に演奏します。参加する演奏者はなんと300人以上。囃子の音色で観客の熱気は最高潮に達し、演奏が終わると大きな拍手が湧き上がります。

演奏が一旦終わると、待ってましたと言わんばかりに会場にはアンコールの声が響きます。尾島ねぷたまつりでは恒例なのだと思うのですが、「アンコール!アンコール!」という声は、弘前ではまず聞くことはないので本当に驚きました。野外ライブに来たような感覚は、今でも忘れることができません。

合計3曲の囃子を終えたあとは楽しさと感動で、しばらく放心状態に。帰路につく時も余韻がいつまでも心に残り続けました。

 

伝統の祭りはこれからも続いていく

今回初めて尾島ねぷたまつりを現地で見てきましたが、一言でいうと、ものすごく楽しかったです! 行ってよかった。一度は行ってみたいと思っていたのですが、できるなら毎年見に行きたいくらいです。

特にグッときたのは、青森県以外の場所で「ヤーヤドー!」が聞けたこと。弘前とのつながりによって、地元に長く愛される祭りがあることをとてもうれしく感じました。

▲22時近くまで祭りの熱気は続いた

1986年に始まった尾島ねぷたまつり。37年にわたる歴史の中で、独自の演奏技術や、パフォーマンス力を生み出してきました。弘前ねぷたまつりとも引けをとらない大きな山車や、演奏、地元の熱気は、「伝統文化をこの先も継承していきたい」という思いがあってこそ。これからもずっと受け継がれてほしいですし、もっと全国的に認知されてほしい。私自身、来年もぜひ行きたいと心の底から感じました。

気になっているけど見たことがない人、ねぷたの文化に触れてみたいけど青森県までは遠い…と思っている人は、ぜひ見てほしいです! 祭りの雰囲気や一体感は、現地でしか感じることができません。

心が踊った、尾島ねぷたまつり。今後も注目していきたいと思います!


本記事に関する著作権やその他の権利は弘前市に属します。
弘前市の許可なく、本文や写真を無断で転載することを禁止いたします。