弘前ぐらし 弘前移住情報サイト

青森県弘前市の移住応援サイト「弘前ぐらし」は移住やUIJターンの情報を発信しています。仕事探しのための求人や転職情報、補助金等の支援、暮らしのための医療、福祉、住宅や空き家情報、移住イベント情報、就農や起業までサポート。有楽町の東京事務所でも相談受付中。

移住して4カ月!私が感じた弘前のいいところ

▲弘前の桜!綺麗です!

はじめまして!
弘前ぐらしの市民ライター・黒岩唯です!
2021年5月に弘前へ引っ越してきました。

生まれは長野県上高井郡高山村。
人口6500人程の小さな村です。

高校卒業を期に長野県から新潟県に引っ越し、5年。このまま定住するのもいいかな~と思っていた矢先、東日本大震災が発生しました。復興ボランティアに参加し、初めて宮城県を訪れたら、「めちゃくちゃいいとこじゃん!」と一目惚れ。2013年に仙台市へ移住。なんだかんだと7年過ごし、弘前に移住する流れになりました。

▲引っ越してきた時、岩木山の麓までドライブ。カタクリの花が綺麗でした!


正直言うとめちゃくちゃ不安でした

本当に、すごい決断だったと思います。
友人に「弘前に引っ越したよ!」と言うと、すんごく驚かれるんですよね。

きっと、
「雪国で大変そう」
「遠くてなかなか会えない」
「田舎で暮らしていけるの?」
という気持ちが少なからず入っていたでしょう。

しかし、引っ越して来て感じるのは、「意外と住み心地いいかも!」ということ。
私が今まで抱いていた弘前の印象というのは、もしかしたら凝り固まった先入観なのかも知れないと思ったのです。

まだ弘前に移住してきて間もないですが、初々しい気持ちをお伝えするべく、来て初めて知った弘前のいいところや、びっくりしたことを少しばかりご紹介いたします!

(これを読み終わる頃には、弘前のことをちょっとでも好きになってくれていますように)

▲青森県内一の標高を誇る岩木山。でかい!


① 弘前は水がものすごくおいしい!

長野県生まれの私は、今まで「長野の水はどこよりもおいしい!」という謎のプライドを持っていました。
しかし、弘前に来て真っ先に思ったのは、「弘前の水、すごくおいしい!」ということ。どういうことなのかというのはひとまず置いといて、弘前は全国的に見ても、とてもおいしい水が飲める地域なのです。

また、水がおいしい弘前には、湧水地がたくさんあるのも特徴。中には環境省が選定する「名水百選」に選ばれている湧水もあり、弘前と水は、歴史的に見てもとても密接な関係にあるのです。

▲弘前の名水マップ。頑張って書きました


② おしゃれな喫茶店が多い!

弘前に引っ越してきた自分は、最初「コ〇ダとかベロ〇チェとか全然ない!」と軽く絶望していました(笑) そう、今までの私は、「とりあえずチェーン店に入る女」でもあったのです。

しかし、見事に覆されました。弘前にはチェーン店に負けない「オシャレな喫茶店」がたくさんあるんです。レトロな雰囲気を楽しめるところ、珍しいコーヒーを楽しめるところ、居心地がいいところなど、ありとあらゆるお店が弘前には点在しています。

引っ越してきたばかりなのであまり詳しくはないのですが、これから少しずつ探索していって、自分に合ったお店を見つけていきたいと思っています。これはチェーン店では絶対味わえない醍醐味ですよね。

▲コーヒーの香りが漂う店内は、穏やかな時間が流れています


③ 新鮮な食が楽しめる!

青森県は「日本海」「太平洋」「津軽海峡」の3つの海に囲まれており、穏やかな内海として知られる陸奥湾ではホタテの養殖などが盛んに行われています。県内ではサバやマグロ、ブリ、ヒラメ、サケなど数多くの魚が水揚げされるので、毎日新鮮な魚がスーパーに並びます。

また、「弘前の水はおいしい」とお伝えしましたが、その豊かな水源をもたらしてくれる八甲田連峰や白神山地、そして霊峰岩木山からもたらされる清らかな水によって、野菜や果物、そしてお米がおいしく育ちます。新鮮でおいしい食材に恵まれているので、毎日の料理が本当に楽しくなります!

弘前に来る機会がありましたら、ぜひ近くのスーパーに立ち寄ってみてください。知らない野菜や魚がたくさん見られますよ…!

▲青森県の食材をふんだんに使った夕食。栄養満点です


④ ほどよく都会、ほどよく田舎

都会とも言いにくく、かといって田舎とも言えない絶妙なラインにあるのが弘前です。大きいショッピングモールがあるわけでもなく、新幹線に乗るには青森市に行かないといけない。ICカードも普及しておらず、雪もめちゃくちゃ降る(らしい)。

でも、いざ引っ越してみると、不思議なことにあまり苦ではないのです。

私が、弘前は「住みやすく」「心地いい」場所だと感じる理由。
それは、弘前という土地がとても「ちょうどいい場所」だからです。

生活に必要なものはたいてい手に入るし、スーパーに行けば新鮮な食材が並んでいる。カフェやレストランで長時間待たされることも少ないし、車を少し走らせれば海も山もあり、釣りも登山もできます。のどかで、せかせかしていないから、心に余裕が生まれます。
どこをとっても「ちょうどいい場所」。

これからは、こういった「ほどよい田舎」が、住み心地のいいトレンドになるのではないかと勝手に予想しています。ずっと住み続けることを考えれば、この穏やかさがベストなのかも知れません。

▲のどかな生活が楽しめる場所


あなたの知らない弘前がここにはある

ここまでご紹介してきたことは、あくまで4カ月住んだ私が感じたことなので、全ての人には当てはまるわけではないと思います。
(まだまだ語り足りない!というのが本音なのですが)

しかし、多くの人が知らない「弘前」が、ここにはあります。
歴史が色濃く残る街、弘前。春には弘前公園の桜が満開になり、夏は弘前ねぷたを楽しむことができます。
私自身も、これからどんどん弘前のいいところを開拓していくつもりです。

もし、弘前に興味がある人や、田舎に移住したいな~と思っている人がいたら、ぜひ「弘前 移住」と検索して、弘前をもっと知って、触れてほしいです!(ついでに「弘前ぐらし」と検索してブックマークしておきましょう)

ピヨピヨの市民ライターとして、これからも弘前を深掘りしていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします

▲夕陽と岩木山。いつ見てもうっとりします