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移住者同士で交流できるイベント「ヨソモノカフェ」

「ヨソモノカフェ」という青森県外出身者のみが集まるイベントがあるようです。
その言葉にひかれたのは、やはり私もヨソモノだからでしょうか。

◆マイナスイメージを覆す言葉「ヨソモノ」

ヨソモノカフェは弘前市藤代にある「Coffeeshop Hachicafe(ハチカフェ)」に移住者が集まり、貸し切りにして交流するイベントです。2018年1月から開催され、これまでに11回行われました。

少し緊張した気持ちでHachicafe(ハチカフェ)のドアを開けると、主催者の増田さんとHachicafe(ハチカフェ)店主佐藤さんが笑顔で迎えてくれました。

増田さんは北海道出身で、SNSでイベントやワークショップ情報を発信する空想雑貨店「いるへぼん雑貨店」を運営しています。佐藤さんは秋田県出身。ヨソモノカフェは弘前に移住してきた2人が開催しています。

ヨソモノカフェでは出身県さえ言えば、「〇〇県には〇〇があるよねぇ」と増田さんが話を盛り上げてくれます。初めての私でもすんなり会話に入れました。
佐藤さんは増田さんのことを勝手に「トークマスター」と名付けています。

▲増田さんのことを「トークマスター」と名付けているヨソモノカフェの案内

増田さんに「ヨソモノ」という言葉についてお聞きしました。
「他の人から言われると、疎外感を覚えるが、自分で言うとしっくりくる言葉。
カタカナで表記することで卑屈さを感じないで、軽い感じで使うことができる。参加している人たちもヨソモノと使うことで連帯感が生まれる」と話していました。

私もあえて、イベントの参加者を「ヨソモノさん」と親しみを込めて呼んでみたいと思います。

▲ヨソモノさんとの会話を楽しむ増田さん

一人は福岡から移住してきた男性のヨソモノさん。
福岡から青森に来たというだけで、「わざわざ?」「なぜ?」と話は盛り上がります。
緊張するような自己紹介は、ここではいりません。

最近は男性のヨソモノさんの参加も増えているようです。
男性のヨソモノさんは、職場や家庭で本音を話したり弱音を吐いたりする機会が少ないようで、ヨソモノカフェでは男性同士で仲良くなることが多いんだとか。共通の話題で盛り上がることが多いそうです。

◆少しでもヨソモノさんが楽しく暮らせるように

もう一人は福島から来たヨソモノさんでした。
福島に戻るので、「あいさつをしに来た」とのことです。私は「ヨソモノカフェにわざわざあいさつ?どういうことだろう?」と不思議に思いました。
福島のヨソモノさんによると、以前ヨソモノカフェで悩みを話したことで、気持ちがすっきりしたことがあったということです。

増田さんは「知らない土地に住む移住者は知り合いがいるわけではないので、孤独を感じて過ごしていることが多い。私もそうでした。気兼ねなく話せる人が一人でもいれば、その気持ちは和らぎますが、気兼ねなく話せる人を作ることは、簡単ではありません。ヨソモノカフェで、県外から移住した人たち同士が集まって話をすれば、共通点がどこかにあるかもしれない。ここで出会ったことがきっかけで、プライベートの時間を楽しめるようになり、ヨソモノさんたちの心の拠り所になってくれたらうれしい」と話します。

◆そのままの自分でいられる空間

たまたま青森に移住した人、パートナーの都合で引っ越した人、青森のことをよく知らないまま住み始めた人、いろいろなヨソモノさんがいます。
来たばかりで馴染めない人、津軽弁が聞き取れなくて苦労している人もいるでしょう。
そんな心の内を誰にも話せず、「我慢しなければならない」「津軽の人を悪く思ったらいけない」と、自分を責めることもあるかもしれません。

増田さんは「自分を責めなくていいんだよ、辛かったら言っていいんだよ、いくらでも聞いてあげるよ、話してたくさん笑おう」と言います。

誰だっていろいろな思いを持つことは自由です。ヨソモノカフェは、そのままの自分でいられる空間なのだと感じました。

▲津軽の読めない地名について談笑していました

◆自分が楽しいからヨソモノカフェを続けていける

 佐藤さんにも話を聞いてみました。
「ヨソモノカフェがライフワークになり、モチベーションにつながっている。ヨソモノカフェはHachicafe(ハチカフェ)経営の糧ともいえます。それほど、ヨソモノカフェに思い入れがあります。自分が楽しいので、ヨソモノカフェはずっと続けていきたい!」と話していました。

▲ヨソモノカフェがライフワークになっていると話す佐藤さん

増田さんの話がとっても楽しくて、気がついたら4時間近くも滞在していました。
私自身がヨソモノとして、この場を楽しんでいたのです。

春は転勤や進学などのシーズン。
弘前に移住したばかりの「ヨソモノさん」は、ヨソモノカフェに行ってみてはいかがでしょうか?

今は新型コロナウイルス感染症の影響で「ぷちヨソモノカフェ」として規模を小さくして開催しています。
※「ぷちヨソモノカフェ」はお子様連れOK、青森県出身者の同席もOK、
出入り自由で参加費無料、予約不要で参加できます。
1ドリンク1フード以上のオーダーにご協力ください。

▲ハチカフェは赤い可愛らしい建物です

開催日はホームページで確認してください。

https://yosomonocafehirosaki.jimdofree.com/

Coffeeshop Hachicafe
〒036-8373 青森県弘前市藤代2-14-5
0172-35-3873