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子どもと楽しむ「弘前4大まつり」

弘前には、四季ごとに大きな祭りがあります。伝統や文化が色濃く残っているため「大人向けのイベント」「子どもも楽しめるの?」と疑問に思っている方も多いはず。

実は、弘前の祭りは子連れで参加するのも楽しいんです!この記事では、弘前で生まれ弘前で育ったわたしが、祭りの楽しみ方を伝授。親子で参加する「弘前4大まつり」の魅力を、余すところなくお伝えします。

◆桜に出店にピクニック!楽しみ方∞【弘前さくらまつり】

▲弘前さくらまつり 天守と桜(写真提供:弘前シティプロモーションサイト いいかも!!弘前)

全国でも有名な桜の名所・弘前公園で行われる弘前さくらまつり(写真は曳家前の天守の位置です)。毎年4月下旬~5月5日頃まで行われている、弘前を代表する祭りです。約2600本の桜とともに約200店(2019年)の出店が立ち並んでおり、大人はもちろん子どももいろんな楽しみ方ができます。

▲弘前さくらまつり 出店(写真提供:弘前観光コンベンション協会)

公園内には、子どもたちが大好きなチョコバナナやいちご飴の出店も点在しています。お店によってバナナのカットの仕方やチョコの色が違ったり、いちごの大きさが違ったりするため、お気に入りのお店を探すのもおすすめ。違いを楽しみながら、お子さんと出店めぐりをしてみては? 近年ではトルネードポテトといった、変わり種の出店も人気のようですよ。

▲弘前さくらまつり レクリエーション広場にて

また、意外と知られていないのが公園の北門側にあるレクリエーション広場です。毎年約200万人が訪れるさくらまつりは、人でごった返しているイメージがありますが、実はここがちょっとした穴場。桜の木の下でのんびりピクニックをすることができます。

広場には陸上競技用のトラックもあるので、元気いっぱい駆け回るのもあり!小さい赤ちゃんがいるご家族は、人ごみを避けながらゆったりと桜を鑑賞することもできますよ。

今年のさくらまつりは、新型コロナウイルス感染症感染防止に伴う飲食の規制や、入場の際に検温や消毒などの感染症対策を行うことがすでに発表されています。桜の木の下でレジャーシートを敷いて楽しむというお花見はできないかもしれませんが、来年以降100%楽しめるようになったら、ぜひ試してみてくださいね。

※2021年の弘前さくらまつりの開催日程や詳しい状況は、公式サイトなどをご覧ください。

参考サイト:

【弘前観光コンベンション協会】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_spring_sakura_past

【弘前公園紹介サイト】
https://www.hirosakipark.jp/otherspot/plaza.html

◆「鑑賞」だけじゃもったいない!【弘前ねぷたまつり】

▲弘前ねぷたまつり 合同運行(写真提供:弘前シティプロモーションサイト いいかも!!弘前)

弘前の夏といえば、毎年約100万人が訪れる弘前ねぷたまつり。青森市で行われる「青森ねぶた祭」と並ぶ、青森県を代表する夏祭りです。毎年8月1日~7日に開催されます。美しい扇形の山車(だし)が特徴で、1980年には国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

勇壮なねぷたをじっくりと「鑑賞」するのもすてきですが、家族とともに思い切って「参加」してみるのはいかがでしょうか?毎年70台をこえる団体が出陣しているねぷたまつりは、そのほとんどが地域の愛好会や地元の企業が運行を行っています。居住する地域や職場にねぷたの団体があれば、気軽に参加することも可能です。

弘前では、小さい頃から笛や太鼓、鉦(かね)を演奏する囃子方(はやしかた)としてねぷたに参加する子どもも多くいます。「子どもねぷた」を担いでコースを走り回ることも。子どもならではの元気なねぷたに、観客も大いに沸いてくれますよ。

▲弘前ねぷたまつり 子どもねぷた(写真提供:弘前市人事課)

「地域のねぷたに参加するのはハードルが高い……」という方は、自由に参加できる団体での出陣はいかがでしょう?自由参加を受け付けているのは、直近の2019年ではなんと31団体!もちろん子どもの参加もOKです。

弘前の夏を楽しむなら、一度は経験してみたいねぷたへの参加。「ヤーヤドー!」の掛け声とともに、夏休みの一番の思い出を作りましょう!

※参加条件などの詳細は、各団体にお問い合わせください。弘前市立観光館(0172-37-5501)で、各ねぷた団体へのお問い合わせ先をご案内しています。

参考サイト:

【青森県観光情報サイト】
https://www.aptinet.jp/stories-nebuta.html

【弘前観光コンベンション協会】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_summer_neputa_past

【弘前ねぷたまつり参加団体一覧表】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/individual/cat02_summer_neputa/entry_list.pdf

◆実は子ども満足度ナンバーワン!?【弘前城菊と紅葉まつり】

▲弘前城菊と紅葉まつり 紅葉(写真提供:弘前観光コンベンション協会)

弘前公園で10月下旬に行われるのが「弘前城菊と紅葉まつり」です。春に見事な花を咲かせていた桜が、この頃には鮮やかな紅葉となり、さくらまつりとはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。菊の花を使って作られた人形やアートも見どころです。

でも、「菊と紅葉まつりって景色を楽しむ大人の祭りでしょ?」と思っている方も多いと思います。実は、園内には子どもが楽しめるしかけがいっぱい!菊と紅葉まつりこそ、子ども連れで楽しみたいお祭りなんです!

公園内の広場には、小さい子どもが大好きな滑り台などの遊具、魚釣りゲームなんてものも。ゲーム風のたいこも大人気です。

▲弘前城菊と紅葉まつり 人気ゲーム風のたいこ(写真提供:弘前市広聴広報課)

イベントステージでは、保育園児による和太鼓や鼓笛隊の演奏のほか、よさこいも行われます。よさこいのダンサーたちに合わせて体を動かすのも楽しいですよ。

そして、子どもたちのお楽しみが「ちびっこ新幹線」!なんと無料で一周270メートルのミニ新幹線に乗れちゃうんです。公園内にある庭園の周りを一周するので、景色も抜群!お子さんと一緒に乗って、大人も楽しめるのがうれしいですね。

もちろん出店やクイズラリーなども用意されているので、小学生以上のお子さんも楽しめますよ。

※イベント情報は2019年のものです。

参考サイト:

【弘前観光コンベンション協会】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_autumn_momiji

【まつりパンフレット】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/individual/cat02_autumn_momiji/leaflet.pdf

◆雪国の冬を全力で楽しむ【弘前城雪燈籠まつり】

▲弘前城雪燈籠まつり 雪燈籠と天守(写真提供:弘前シティプロモーションサイト いいかも!!弘前)

弘前城の冬といえば「雪燈籠まつり」。雪燈籠や雪像、ミニかまくらの明かりが冬の弘前城を演出します。近年では雪の積もった桜の木をライトアップする「冬に咲くさくらライトアップ」や冬花火なども行われており、弘前市民にとって寒い冬における楽しみとなっています。

▲弘前城雪燈籠まつり 大型滑り台(写真提供:弘前市広聴広報課)

雪燈籠まつりのアトラクションといえば、毎年大盛況の大きな滑り台。ただの雪の滑り台でしょ?とあなどるなかれ!かなり高さがあるので、大人でも十分スリルを味わえます。タイヤチューブで滑る大型滑り台のほかに、ソリ専用の中型滑り台もありますよ。

また、会場には子どもたちが自由に遊べる雪あそび場もあります。とても広いので時間を忘れて遊べそうですが、開催時期(2月中旬)はかなり寒いため注意してくださいね!


▲スカイランタンのイメージ画像(弘前市ホームページ)

2021年にはスカイランタンの打ち上げ体験が行われました。無料なうえ、LEDを使用しているのでお子さんも安心。あのプリンセスの名シーンのような、ロマンチックな気分を味わえそうです!

来年以降も開催されるかは未定ですが、雪燈籠まつりでは、毎年様々な新しいイベントが企画されています。今後の動向も要チェックです!

参考サイト:

【弘前観光コンベンション協会】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat02_winter_yuki

【まつりパンフレット】
https://www.hirosaki-kanko.or.jp/individual/cat02_winter_yuki/event_2021_4.pdf

弘前市には、1年中親子で楽しめる祭りがあります。積極的に祭りに参加すれば、弘前での子育てがさらに充実したものになるはず!四季折々の祭りを、ぜひお子さんと満喫してくださいね。