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「このまちで今、なにしてる?」〜移住者交流会に参加したら、明るい未来が見えました〜

2025年9月20日(土)、黒石市のイベントスペース「Circleこみせ」において、弘前圏域移住者交流会が開催されました。

弘前圏域とは、弘前市、黒石市、平川市、藤崎町、板柳町、大鰐町、田舎館村、西目屋村の8市町村で構成されています。この交流会は、これら8市町村への移住者や移住検討者を対象としています。
私は県外出身ではありますが、弘前市で人生の大半を過ごしました。「いまさら移住者でもないだろう」とも思いましたが、「このまちで今、なにしてる?」という魅力的なイベント名と「移住歴を問わず」という条件に惹かれ、参加を決めました。

 

◆趣のある空間で始まる、世代を超えた交流
会場は、古い建物を改修した趣のあるイベントスペース。開始30分ほど前に会場に到着し、受付を済ませると、美味しいコーヒーを飲みながら参加者を待ちました。

▲会場とおいしいコーヒー

 

続々と集まる参加者の中には、若い世代の姿が目立ちます。指定されたテーブルに着席すると、すでに隣のテーブルでは会話が弾んでいる様子。ぽつんと一人で座っている私に、隣のテーブルの男性が話しかけてくれました。彼は黒石市で農業を中心に仕事をしているUターン経験者です。参加者全員が、この場で積極的な交流を求めていることが伝わってきました。

▲始まる前から会話が弾む

 

◆くじ、サイコロ…ゲームで深まるお互いの理解
主催者による開会宣言の後、まずは全員が、出身地や現在の仕事などを約1分間で紹介する自己紹介を実施。お互いの概要を把握したところで、参加者は3グループに分かれて交流がスタートしました。
【1回目:暮らしのリアル】 くじを引き、中に入っている紙のお題でトーク。主なテーマは生活の基盤となる「雪」や「子育て」でした。

▲あみだくじとくじ

• Q. 子育てや家を建てるなら、どこがいい?
o A. 雪が少ないところ、除雪がしっかりしているところ、融雪設備がある場所が望ましい。• Q. 移住してきて、雪はどう?
o A. 大雪の朝でも歩道が歩けるように整備されているのがすごい。誰かが道を作ってくれていると感じる。スパイク付きの靴を初めて知り、雪道の歩き方も違うと知った。

初対面でも、生活の話題は尽きず、会話が弾みます。

 

▲サイコロの目

 

【2回目:趣味から広がる世界】 メンバーをシャッフルし、サイコロを振って出た目のお題で再び交流。ここでは「みんなに聞いてみたいこと」から趣味の話で盛り上がりました。

• カメラ、ボードゲーム、海外旅行、学生時代から続ける野球など、多岐にわたる趣味が紹介され、アニメの話でも作品名が次々と挙がりました。

岩手県から参加したアメリカ・カリフォルニア出身のALTの男性は、岩手在住2年目。地理がわかり、子どもたちと遊ぶのが楽しい一方、パートナーが青森県在住のため、将来は青森市に移住したいとのこと。趣味はカメラと日本文学で、夏目漱石や安部公房が好きだそうです。
小学生の子どもを持つ女性は、夫の仕事で弘前市へ移住。SNSでライブ配信の仕事をしているため、外に出る必要がない代わりに「知り合いができない」ことが悩み。ボランティアセンターに登録し、活動を通じて知り合いを作りたいと考えているそうです。

 

▲交流会の様子

 

【3回目:キャリアとライフスタイル】 再びくじでのお題に挑む頃には、参加者はすっかり打ち解け、リラックスした雰囲気に。

• 黒石市の設計事務所に勤める福島県出身の女性は、「なんとなく青森県がよかった」と移住。実家からそれほど離れていないことに安心感を覚えていると言い、将来的には独立を目指し、設計士の視点で県内美術館巡りをすることに興味があるそうです。
• 都会ではなく田舎での暮らしを望む声や、「一度県外に出たけれど、自然の中で子育てしたい」という声も聞かれました。
• 黒石市に住む夫婦のエピソードもありました。彼らは中学の同級生で、県外勤務中に再会したことがきっかけで親しくなったというエピソードを披露。妻の「地元に戻りたい」という思いに、夫が「俺も帰る」と決断。今はお子さんもいて、幸せそうな笑顔を見せてくれました。

▲交流会に参加したご夫婦

 

「元気をもらえた」交流会がもたらしたもの
会話が尽きないまま終了時間となり、最後に感想が述べられました。

• 「青森県の再発見になった」
• 「いつも祖父母など年配の方と話しているので、同年代と話せてリフレッシュできた」
• 「みんなのチャレンジングな話を聞いて刺激になった」
• 「思いがけない地元のつながりが見つかった」
• 「ご近所の方がいることがわかって心強かった」
など、参加してよかったという声が多く聞かれました。会が終了した後も、交流は続いていました。

 

▲終了後も盛んに交流する

 

今回の参加者から、青森県に移住してきた若者たちの頼もしさを感じ、普段の生活では聞けない声を聞くことができ、私自身も元気をもらいました。来年度は大鰐町での開催が予定されています。1年後、参加者たちのさらなる成長が楽しみです。

 


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