弘前の伝統文化を一度に体験! 「こどもアート体験ひろば2022」に参加しました!!
こんにちは、弘前ぐらし市民ライターの安保です。私には小学生の娘が2人おり、休日のお出かけは悩みの種の一つ。子どもたちの気分や天候に合わせてどこへ連れて行こうか、週末のたびにあれこれ考えています。
子どもたちには、できるかぎり多くの体験をしてほしい。せっかくなら津軽の伝統文化に触れる機会が欲しいと思っていたところ、子どもを対象とした体験イベントがあることを知りました。早速事前申し込みをすると、後日参加決定の通知が!親子でわくわくしながら参加してきました。
◆体験無料!希望のコーナーをどんどん回ろう
2022年8月21日(日)、弘前市城東地区にある弘前市総合学習センターで「こどもアート体験ひろば2022」が開催されました。
会場内で紙漉(す)き、津軽塗、いけばな、書道など11の伝統文化が体験できる子ども向けのワークショップです。なんと体験は全て無料!開催時間内であれば、複数のコーナーを回ることができます。
最初に体験したのは「紙漉き」。水に溶かした和紙の原料を、網を張った四角い木枠ですくいます。揺すりながら全体に原料を広げ、排水機で水分を抜いたら絵の具で好きな模様を描きます。もう一度、排水機で水分を抜き、アイロンをかけて20分ほど乾燥させたら完成です。
自作の和紙を手に、子どもたちは「きれいにできた!」と喜んでいました。
▲紙を漉き、好きな模様を描く
▲完成品
次に体験したのは「津軽塗」。青森県を代表する伝統工芸品「津軽塗」は漆を何度も塗り重ねて研ぐ作業を繰り返します。今回子ども向けに行われた体験では、研ぎの作業を10分ほどで行いました。研ぎは、漆をやすりで削る作業のこと。表面を削ることで、独特の斑点模様が浮き出てきます。
体験後は仕上げのため一度作品を預け、後日完成の連絡をいただいてから受け取りにいきます。
◆伝統文化に気軽に触れてみよう
普段なかなか触れる機会がない伝統文化に、興味津々のわが子。参加している子どもたちも皆、楽しみながらも真剣な表情です。
琴や日本舞踊、吊りこま、絵画などの体験もあり、興味にあわせて選べるのもうれしいところ。わが家の娘たちは6つの体験に参加し、大満足の様子でした!
◆毎年参加したくなる楽しい体験が好評
「こどもアート体験ひろば」は毎年、弘前市立中央公民館が主催するイベントで、2022度で11回目となります。
子どもたちが芸術文化に触れる機会が少ないため、体験を通して興味関心を持たせること。そして、素晴らしい指導者の方とコミュニケーションがとれる機会を提供することを目的に実施しているそうです。
2022年度の参加者アンケートでは「習い事にしたい」「たまに体験したい」という回答が9割を占め、好反応とのこと。アンケート結果を基に毎年内容を一部変更し、多様な分野の体験ができるように工夫しているのですね。
ちなみに過去には陶芸体験やこぎん刺し体験があり、わが子は喜んで参加していました。
来年度はどのような体験ができるのか、とても楽しみです!
【問い合わせ】
弘前市立中央公民館
TEL:0172-33-6561
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