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大仏公園の桜 ~古城を賑わす~

弘前市石川にある大仏公園(だいぶつこうえん)。ここは旧石川町南部の高台にある城址公園(じょうしこうえん)で、昔南部藩統治の時代に石川十三館が築かれ、その中心の石川大仏ヶ鼻城(だいぶつがはなじょう)があった場所です。

ここは小高い丘になっており、周囲からも目立つランドマーク的な場所です。地区住民にとっては町会の行事、さくら祭り、あじさいまつりの他、ピクニックなど憩いの場所となっております。

この地の特徴である低地から高地まで連なる桜、背が高く且つ長い枝に咲く桜、それら古城に咲き誇る姿をじっくりご鑑賞ください。

▲大仏公園より岩木山

ここ大仏ヶ鼻城は西暦1571年に津軽為信(つがるためのぶ)に滅ぼされるまで、津軽を統治していた南部藩の居城でした。廃城となった後も地区住民に愛された場所なのか、近年南部高信(なんぶたかのぶ)の慰霊祭まで行われております。また五月には桜まつりも行われ、今もなお近隣住民の心のよりどころとなっているように感じられます。

大仏公園は旧石川町町制施行を記念し植樹された、桜の名所として知られています。また、その後植樹された紫陽花も、今では2,500本が咲き誇る名所となっておりますが、今回は桜を中心に取り上げます。

毎年桜の開花は弘前公園より数日遅くなるため、私は両方満喫できると喜んでいる内の一人です。

▲入口左にある看板と老木

▲入口右上の観音像

大仏公園の桜について少し詳しくお話しします。
本数こそ弘前公園にはかないませんが、植えている場所が小高い丘になっているためか下から見上げることになり、桜が天に向かって咲いているような感じがします。また、枝も長く風になびきやすく風情のある姿を見ることができます。

▲頂上付近にある石碑と桜

昨年撮影に行ったときに大阪から嫁いだという女性が、「ここの桜は大好きで、誰にも教えたくない私だけの場所にしています」と話をしていました。「私としては皆さんに紹介したいのですが、それは困りましたね」と答えましたが、それはそれで分かる気がします。

写真を見ていただければ納得できると思うのですが、今のところまだあまり知られていないので花見客は少なく、逆にそれが良いということになるのでしょう。

▲三十三観音象と桜

更につけ加えれば、大仏公園の頂上は眼下を流れる平川より約50m高台にあり、南北に走る奥羽本線と弘南鉄道大鰐線が交差する場所を一望でき、東西に分かれて走る鉄道をも見ることができます。たまに鉄道ファンが、この地で撮影している姿を見かけます。

▲西側南北に走る奥羽本線

▲東側弘南鉄道大鰐線

先程の女性と同様に私も、この地を知られたくない一人かもしれません。
私がもう一つ素晴らしいと思う事は、入口を入れば右側の崖地に三十三観音の石像が祭ってあります。その観音像と桜の対比が素晴らしく、「古城」と「荒城の月」の曲を思い出します。それらの詩の内容と、三十三観音象と昔の武士の姿を重ねてしのぶ。そんな思いに、あなたも浸ってみませんか?

▲桜の大仏公園 動画

【大仏公園アクセス】
・電車の場合
弘南鉄道大鰐線「石川駅」から徒歩8分
弘南鉄道大鰐線「石川プール駅前」から徒歩21分
奥羽本線石川駅から徒歩22分

・車の場合
東北自動車道弘前線「大鰐弘前IC」から5分ほど