弘前ぐらし 弘前移住情報サイト

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私の日常からゆるっと見た弘前の春夏秋冬

弘前に来て2年目。弘前ではさくらまつりやねぷたまつりといった季節の行事だけでなく、道端にそっと咲いている草花やその色彩、吹く風の温度、照りつける太陽、降る雨雪が四季の移ろいを教えてくれます。弘前に来たばかりの頃は、空気が澄んでいて自然豊かな街中に日々心動かされていました。地元静岡では雪が降ることがなかったため、冬の雪景色は特にお気に入りです(ただ寒すぎて撮影することが億劫になってしまい写真はほとんどないのですが…)。もともとカメラを構えることの少ない私でしたが、今年度は意識して見たものを写真に収めるようにしました。私が日常の中で切り取った美しい風景をゆるっと紹介します。

▲弘前大学構内で撮影。半袖に衣替えしたばかりの7月上旬、附属図書館の窓際で本を読んでいたら鮮やかなブルーが目をひいたのですぐ外に出ました。地元静岡では6月はじめがアジサイの見頃です。7月はすでに厳しい暑さの戦いが始まっていましたので、実家の祖母に写真を送ったらとても喜んでもらえました。〔2020/07/03 @弘前大学〕

▲8月上旬。ランチでよく訪れるお店の前に小さなねぷたが。灯のともった津軽錦絵が暗がりによく映え、夏の訪れを感じました。心躍る音楽と大迫力のねぷた絵、市民の力強い掛け声。一昨年、初めて見て私はすっかりその虜になりました。来年度は無事に開催されることを楽しみにしています。〔2020/08/10 @ドデノメヘヤッコ〕

▲弘前公園の人懐っこいトンボ。秋らしい写真です。〔2020/09/23 @弘前公園〕

▲すっかり秋色に様変わりした11月中旬の弘前公園にて。一面イチョウの葉で黄に塗りつぶされ、頭上にはモミジの赤が。雲間から光が差し込み、より輝いていたので写真を撮りました。新型コロナウイルス感染症によってさまざまな制限がされた2020年。県外への旅行はできなくとも、弘前公園で充分に四季を感じることができた一年でした。「弘前市民でよかった!」と思う理由の一つです。
〔2020/11/14 @弘前公園〕

▲弘前のお隣、平川市にて撮影。友好都市関係にある台中市からやってきた台湾提灯だそう。頭上いっぱいに色とりどりの明かりが広がる幻想的な夜です。雪が積もる前の最後のお出かけでした。弘前駅から弘南鉄道の電車に乗って平賀駅へ。電車の中から車窓に映るのどかな風景が印象的です。
〔2020/12/02 @平賀駅前〕

▲上土手町で撮った一枚。撮影日は12月5日。枝も葉もすっかり枯れた木にぽつりと咲いた桜の花。隣の木にも、その隣の木にも、寒空の下少しだけ花が咲いていました。調べたところ、「十月桜」という年に二度、寒い時期にも咲く桜の品種とのこと。弘前の冬の桜といえば、降り積もった雪をピンク色にライトアップし、桜が咲いているかのように見せているのですが、真冬に本物の桜の花が咲くとは、実に神秘的です。〔2020/12/05 @上土手町〕

▲新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛期間中、津軽の伝統工芸こぎん刺しを始めました。近くの手芸店で糸と布を購入し、図書館で図案集を借りて、手持ちの刺繍針でちくちくと。手芸は得意分野ではありませんが、だんだんと模様ができあがっていく点がとても楽しいです。写真の作品では一部針を刺す場所がずれてしまい完璧な形にはなりませんでした。有識者の方、どうか見て見ぬ振りをしてください。〔@自宅〕

日常の中に心躍る発見がある。これが弘前の大きな魅力です。 これからも美しい風景や小さな喜びを探して弘前ぐらしを楽しんでいきたいと思います。