voice移住者の声
人の温かさ、つながりを改めて実感
金輪潤二さん(かなわ じゅんじ)大阪府茨木市出身
- 移住年
- 2015年11月
- 職業
- 会社役員
弘前市出身の佳子さんとの結婚をし、ホテルマンから青森で起業をと考えるようになり、2015年に移住。2016年に弘前初のヨガスタジオ開業。
ヨガスタジオre-light
嫁と義理の妹が弘前で『ヨガ教室』をやりたいと言い始めたのが最初のきっかけ
大坂出身の私が弘前出身の嫁と起業して青森に住もうと思ったのが2013年の頃でした。当時ホテル業で業務委託支配人として将来自分たちの会社の資金を貯めている最中でした。ホテルの仕事については、私の希望で嫁を巻き込んで5年間付き合っていただいたので、今度は嫁が好きな仕事で起業しようと現在の『ヨガスタジオリライト』を立ち上げました。私自身は元々色んな業種で店舗の立ち上げなどをやってきた経験があるので、新たな挑戦として毎日楽しく仕事をさせていただいております。弘前という場所は嫁の実家という事もありますが、東北地方がヨガ過疎地になっている点や『短命県返上』を掲げ、健康意識が急速に高まっている地域の為、首都圏や都市部で開業するより間違いなく注目していただけると考え、ヨガスタジオ経営に興味を持ち移住してきました。
2010年頃から2人で起業しようと思って資金を貯めてはいましたが、当初はカフェなどの飲食店を開業しようと考えていましたが、計画はかなり煮詰っていました。そんな時、嫁と義理の妹が弘前で『ヨガ教室』をやりたいと言い始めたのが最初のきっかけでした。青森のヨガ業界をリサーチしたところ、間違いなく飲食店を開業するより安全ということがわかり、うまくいく確信が持てたので、当初は弘前で『ヨガ教室』を小さくやりたいと言っていた嫁達を逆に説得し、本格的な『ヨガスタジオ』運営に動き、現在に至ります。
特に感じているのは青森県のお客様の優しさと温かさ
2016年4月27日にオープンしたスタジオもおかげ様で会員数も順調に増え、2年目にして軌道に乗ったといえる状態になったといえます。そんな中で特に感じているのは青森県のお客様の優しさと温かさです。年2回アンケートを実施しますが、会員様の温かい声援と喜びの声を聞いて、皆様に喜んでいただけていると実感が出来ています。
弘前はやはり冬になると遠方から来ている会員様が雪で通えないからという理由で休会する方が多く、計画していた売上より少なくなり苦労もしましたが、春になると休会中の方も戻って来られるので、再び会員様とお会いできると思うと、冬の寒さも我慢できるかなと感じさせられました。
都市部に比べると地方は無いサービスがたくさんあります。新しいサービスではなく、地域に無いサービスを提供することで地域貢献にもなり、自分自身の生活も安定します。人口が少なくても地域の人に喜んで頂けることを目的に展開すると、協力してくれる人が多く、人と人との繋がりの大切さを改めて実感しています。