connect弘前とつながろう!
弘前との新たな関わりの機会をつくるプログラム「Entre!(アントレ)」
弘前に関わるための”入り口”として、好奇心を刺激する出会いや学び、新たな関わりの機会をつくる関係人口創出プログラム「Entre!(読み:アントレ)」がはじまります。
Entre!は「Entre:間」や「Entrez:入って!」という様々な意味を合わせた造語。県外の人たちと弘前の人たちとの”間”を繋ぎ、まずは入っておいでよ!というイメージです。弘前で暮らさないと関われないような、文化・経済・暮らしに参加する機会をプロジェクトベースで案内していきます。
今回ご案内するのは「ねぷたコース」。ねぷたまつり期間の前後に弘前に滞在し、ねぷた制作や当日運行を手伝います。地域の人々と深く交流しながら伝統文化の継承や魅力発信に関わってみませんか。
(7/8更新)追加説明会を実施します!以前の日程で参加が叶わなかった方も、検討中の方もぜひ説明会にご参加ください。
①7/8(金)13:00- ②7/10(日)10:00- ③7/10(日)14:00-
-目次-
*クリックすると各項目に飛びます
概要
各受け入れ団体について
01:前半日程 7/29(金)- 8/4(木)6泊7日
-西地区ねぷた親交会
-相馬ねぷた愛好会
-紺屋町ネプタ同好会
02:後半日程:8/3(水)- 8/8(月)5泊6日
-茂森新町ねぷた同好会
募集要項
お申込はこちら(実施概要・募集要項をご確認の上、お申し込みください。説明会のお申し込みもこちらからお願いします)
(6/30訂正)オンライン説明会につきまして、お申し込みなしでどなたでもご参加可能となりました。お気軽にご参加ください。なお、説明会の開催日時・Zoom URLは募集要項よりご確認ください。
概要
津軽の夏を彩る、弘前ねぷたまつり。大小およそ80台ものねぷたが流麗な囃子に乗せて街を練り歩きます。その由来は「眠り流し」という風習にあり、夏の農作業の妨げとなる眠気を払うための灯籠流しが、年月を経て現在の様式に発展したといわれています。
今日のねぷたの多くは扇型で、鏡絵(正面)は水滸伝や三国志などの武者絵、見送り絵(背面)は幽玄な美人画などが主なモチーフ。伝統的な人形型の「組ねぷた」を制作する団体もあります。ねぷたは各町内会や愛好会、職場団体などが制作・運行に携わるため、貴重な地域コミュニティとして、子どもから大人まで何世代にもわたって親しまれています。
ねぷたが公式の文献に記録されてから300年となる今年、3年ぶりにまつりが開催されます。しかし、新型コロナウイルス感染症によって生じた2年の空白は、参加団体や関係者に大きな危機感をもたらしました。感染対策を実施しながらの制作や運行は見通しが立てづらいだけではなく、人手不足や資金面の不安、担い手の意欲低下といった多くの課題が浮き彫りに。実際に、持っていたねぷたの骨組みを売ってしまうところや解散した団体も見られます。
長く続いてきた大切な文化を次の世代につなぐために、このプログラムを通して関心を持って地域に関わる人が少しでも増えたら幸いです。
各受け入れ団体について
■西地区ねぷた親交会
開催期間 7月29日(金)~8月4日(木)
場所 弘前市城西地区
定員 3名
弘前城から見て西にある城西地区で発足した西地区ねぷた親交会。現在、市内の参加団体は扇ねぷたが主となっていますが、西地区では伝統的な人形型の「組ねぷた」を制作しています。現在組ねぷた制作をしているのは4団体ほどですが、西地区の組ねぷたは最大規模を誇ります。
以前は1年おきに扇ねぷたを制作・運行していましたが、参加しない年にねぷた囃子を耳にすると「じゃわめいで(津軽弁で、居てもたってもいられないこと)」しまい、毎年参加することに。どうせやるなら手はかかっても面白いことを、と組ねぷたを作るようになりました。独学で始めた組ねぷたも30年続いており、現在では賞の常連となっています。
・スケジュール(予定)
29日(金)15時 HIROSAKI ORANDO集合(オリエンテーション等)
30日(土)午前:弘前ねぷたについてのお話(今井二三夫さん(仲町子どもねぷた愛好会会長) / 午後:金魚ねぷたづくり
31日(日) ねぷた小屋にて作業手伝い
1日(月) 作業なし
2日(火) 午後:合同運行@土手町コース 準備・運行
3日(水) 午後:合同運行@土手町コース 準備・運行
4日(木) 午前:振り返り、解散(12時頃)
・持ち物、服装
動きやすい無地の黒ズボン(Tシャツかはんてんは貸与予定です)
・団体から一言!
白井 宏之(西地区ねぷた親交会会長)
隔年でしか出陣できない時のもどかしさがあり、今の組ねぷたがあります。弘前は春になれば桜が咲き、冬になれば雪が降る。夏にねぷたが”自然発生する”のは普通のことなのです。作る時の楽しさや面白さが運行の楽しさにも繋がれば!
■相馬ねぷた愛好会
開催期間 7月29日(金)~8月4日(木)
場所 弘前市相馬地区
定員 3名
相馬地区(旧相馬村)は青森県弘前市の西に位置する地域です。市街地からは車で15分ほどですが、りんごを中心とした農業が盛んで住民の約半分が農業に従事。ブランドりんご「飛馬りんご」の生産地でもあり、美しい津軽の原風景が広がっています。
「相馬ねぷた愛好会」は旧相馬村が弘前市と合併した16年前に発足したねぷた団体です。子供会ねぷたは昔からあり、今でも地域内の保育園や小学校に通う子供たちが運行に参加するなど、子供を中心としたねぷたが行われています。しかし、2年間中止になったことでねぷたを知らない・見たことがない子供たちが出てきています。今年は3年ぶりの開催ということで、地域の子供たちにぜひ参加してほしいとの思いで準備を進めています。
・スケジュール(予定)
29日(金) 15時 HIROSAKI ORANDO集合(オリエンテーション等)
30日(土)午前:弘前ねぷたについてのお話(今井二三夫さん(仲町子どもねぷた愛好会会長)/ 午後:金魚ねぷたづくり/ 18時 団体訪問、手伝い
31日(日) 午後:相馬地区案内(予定)/ 18時〜前夜祭:町内運行
1日(月) 作業なし
2日(火) 午後:合同運行@土手町コース 準備・運行
3日(水) 作業なし(希望者は別団体の合同運行へ参加)
4日(木) 午前:振り返り、解散(12時頃)
・持ち物、服装
動きやすい格好
運行日は黒っぽいズボン+白シャツでお願いします。
(はんてん等は貸与予定)
・団体から一言!
福嶋直人(相馬ねぷた愛好会会長)
20代・30代の若い人メインでねぷたを作っているので活気がある雰囲気です。メンバーはりんご農家も多いので、農業に興味ある人もいればぜひ!コロナに負けず元気な相馬の夏を取り戻しましょう!
■紺屋町ネプタ同好会
開催期間 7月29日(金)~8月4日(木)
場所 弘前市紺屋町
定員 3名
弘前市紺屋町は、弘前城築城当時から染物屋の町として町割りされ、多い時は100件以上の染物屋が立ち並んでいた地区です(現在は0件)。また歌人・劇作家の寺山修司の出生地ともされている歴史ある町会です。
今年弘前ねぷたは300周年という節目を迎えますが、紺屋町が起源となる文献に登場した場所でもあります。現在も小規模ながら、近隣の町会と合同でねぷたを行っています。町会は高齢の方も多いので、紺屋町ネプタ同好会のメンバーで町内会の雪下ろしや稲荷神社での宵宮(弘前市の宵宮について)の運営等を担っており共助の地域づくりを行っています。
・スケジュール(予定)
29日(金) 15時 HIROSAKI ORANDO集合(オリエンテーション等)
30日(土)午前:弘前ねぷたについてのお話(今井二三夫さん(仲町子どもねぷた愛好会会長) / 午後:金魚ねぷたづくり
31日(日)午後:(作業がある場合)小屋にて手伝い/18時 前夜祭:町内運行
1日(月) 午後:合同運行@土手町コース 準備・運行
2日(火) 作業なし(希望者は別団体の合同運行へ参加)
3日(水) 午後:合同運行@土手町コース 準備・運行
4日(木) 午前:振り返り、解散(12時頃)
・持ち物、服装
(持っている場合は)白い短パン、なければ動きやすい黒ズボン等でもOK
(はんてん等は貸与予定です)
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・団体から一言!
準備中
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■茂森新町ねぷた同好会
開催期間 8月3日(水)~ 8月8日(月)
場所 弘前市茂森新町
定員 3名
全国でも珍しい33の曹洞宗寺院が並ぶ禅林街。茂森新町はその南側にあります。茂森新町ねぷた同好会は伝統ある団体で、中止になる前までは46年連続出陣していました。また、弘前を代表するねぷた絵師・三浦呑龍さんが20代の頃から絵を手がけていることでも知られています。
子どもから大人まで一体となって形成する運行隊列は、昔から継承されてきたものを守っています。整然とした雰囲気があり、ねぷたコンテストでは最高賞の知事賞には何度も輝いています。現在では珍しい錫杖や法螺貝なども携えて運行しており、古くから伝わる様式を守った、由緒正しいねぷたを感じることができます。弘前ねぷたの「本来の姿」と「品格」を守るため、伝統的な知識や感覚に触れることが大切だと考えています。
・スケジュール(予定)
3日(水) 15時 HIROSAKI ORANDO集合(オリエンテーション等)/ 18時~合同運行@土手町コース 運行
4日(木) 午後 弘前ねぷたについてのお話(今井二三夫さん(仲町子どもねぷた愛好会会長) 、金魚ねぷたづくり
5日(金) 14時 ねぷた小屋集合、合同運行@駅前コース 準備・運行
6日(土) 作業なし
7日(日) 朝7時 町内合同運行、終了後ねぷた解体作業
8日(月) 午前:振り返り、解散(12時頃)
・持ち物、服装
作業し易い服装。ねぷた参加にははんてん等を用意しています。
・団体から一言!
小山内 稔(茂森新町ねぷた同好会)
是非、ご参加いただいて祭りを感じてほしいです。
募集要項
申込対象
・県外在住者の20-40代の方。社会人、学生は問いません。
・下記いずれかの説明会に参加できる方(難しい場合はご連絡ください)
弘前の方々や現場への敬意や好奇心、面白さを持って接することができる方をお待ちしています。
オンライン説明会日程 *Zoom使用、1時間の予定です。
・7/1(金)19:00-
・7/2(土)10:00- / 14:00-
・7/3(日)10:00-
・7/6(水)19:00-
(7/8追加)
・7/8(金)13:00-
・7/10(日)10:00-
・7/10(日)14:00-
まずはお気軽に説明会にご参加ください。オンライン説明会のURLは申込フォームにご回答いただいた方に送付いたします。
(6/30訂正)オンライン説明会につきまして、お申し込みなしでどなたでもご参加可能となりました。ご都合のつく日時に下記のURLよりご入室ください。
https://us02web.zoom.us/j/82743320637?pwd=PWe_D28GkBLi8seKZ2Mj8eKIt87JI_.1
ミーティングID: 827 4332 0637
パスコード: 261355
定員 15名(各団体に3名程度)
参加費 7,000円(滞在宿泊代、保険料込み)
滞在先 HIROSAKI ORANDO ゲストハウス(青森県弘前市百石町47-2)
プレオープン中のゲストハウスです。宿泊はドミトリー(2段ベッド)を予定しています。
お申込 実施概要(本ページ)をご確認の上、Googleフォームよりお申込みください。 *7/10(日)締切
注意事項
– 弘前への交通費や現地での食費等は実費負担いただきます
– 新型コロナウイルス感染対策にご協力ください
– 弘前市内の移動は自転車を予定(別途保険に加入いただく予定です)
– プログラム参加後、簡単な体験記の提供をお願いします
運営 一般社団法人Next Commons Lab 弘前(青木・石山)
お問合せ ncl.hirosakiv2@gmail.com