弘前ぐらし 弘前移住情報サイト

青森県弘前市の移住応援サイト「弘前ぐらし」は移住やUIJターンの情報を発信しています。仕事探しのための求人や転職情報、補助金等の支援、暮らしのための医療、福祉、住宅や空き家情報、移住イベント情報、就農や起業までサポート。有楽町の東京事務所でも相談受付中。

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【イベントレポート】2020.12.5開催 テレワーク時代に考えるひろさき移住

令和2年12月5日(土)にオンライン移住セミナー「テレワーク時代に考えるひろさき移住~これからのワークスタイル&ライフスタイル」を開催しました。
セミナーには 11名の皆さまにご参加いただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

こちらのページでは、セミナーの模様を少しだけご紹介します。
▽イベント概要・ゲストについてはこちらをご覧ください!
https://www.hirosakigurashi.jp/event/2020/1202/3012/

オープニングトーク

まずは当セミナーのプログラムと参加にあたっての注意事項の説明、「弘前市のご紹介」を簡単に行いました。

▽弘前市に関することは、こちらのページをご覧になるのがおすすめです!
弘前市シティプロモーションサイト「いいかも!!弘前」
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/city_promotion/
弘前移住情報サイト「弘前ぐらし」
https://www.hirosakigurashi.jp/

第一部 「弘前テレワーク最前線!~withコロナ時代に考える地方移住~」

第一部で は講師の㈱コンシス代表で、NPO法人あおもりIT活用センター理事長の大浦雅勝さんにご講演いただきました。
テレワークをめぐる国の動向から、青森県・弘前市のテレワーク環境の紹介やUターンの支援など、大変わかりやすくお話しいただきました。

大浦さんはNPO法人あおもりIT活用センターを立ち上げ、青森県のITリテラシー向上の取り組みのほか、ITやリモートのお仕事をされている移住検討者・移住者向けの交流会なども開催しています。
▽詳細はNPO法人あおもりIT 活用サポートセンターHPをご覧ください。
https://aoit.jp/

また、テレワーク・リモートワークで移住を検討する方へのアドバイスや自身のUターン経験談などについても熱く語っていただきました。
大浦さんが考える「Uターンにあたって大事なこと」 は、「①未来志向、②コミュニティ、③タイミング」だそうです。
大浦さんがUターンされた十数年前は、「Uターン=都落ち」と周囲に言われ、また、移住者のコミュニティもなく苦労したそうです。
しかし、移住支援が整い、コロナを契機にテレワークが普及し始めた今は、「地方でテレワークで働く絶好のタイミング」とのことです。

カメラをオンにしていた皆さま は、真剣な面持ち でお話を聞いていらっしゃいました!

 

 

 

 

 

 

 

第二部 弘前テレワーカー座談会

トークゲストは、2019年10月にフルリモートで移住した都内IT企業に勤める佐藤さん、都内企業所属で音楽業界のお仕事をしながら弘前と千葉の二地域居住を行っている(今はほとんど弘前で過ごしている)小笠原さんのお二人です。
そして、第一部に引き続き大浦さんにもご参加いただき、弘前市東京事務所/ひろさき移住サポートセンター東京事務所長の太田が進行役となって 座談会を行いました。

お二人の自己紹介の後、弘前でのワークスタイルとライフスタイルに焦点を当て、お話を伺っていきました。

○ワークスタイルについて
佐藤さんはエンジニア、小笠原さんはアーティストの発掘・配信関連のお仕事をされています。普段のお仕事環境について伺ったところ、お二人とも共通していました。
・基本的に自宅でお仕事をすることが多い
・基本的にネット環境とパソコンがあれば業務が可能
・テレワーク環境としては、集中できる部屋や仕事がしやすいデスク周りが大事
・通勤時間がいらないのが良い(空いた時間で散歩やジョギングができ、気分転換がしやすい)

○ライフスタイルについて
お二人は、お休みの日にはどのように過ごしているのでしょうか?
【佐藤さん】
・愛犬と遊ぶ
・実家の畑仕事の後、近所の方と焼肉会やお芋パーティーをする
・夫婦そろってインドア派だったものの、アウトドアの趣味が増え、楽しんでいる
【小笠原さん】
・趣味のソロキャンプを青森県内各地で満喫
・キャンプ後の温泉(岩木青少年スポーツセンターがおすすめとのこと)

 

 

 

 

 

 

 

お二人とも仕事と休暇をはっきり分けてメリハリのある生活をされているようです。
また、共通して、「弘前で暮らすようになってQOL(クオリティ オブ ライフ )が向上した」と話されていたのが印象的でした。

○テレワークにあたり会社へどのように伝えたか
お二人はどのような経緯でテレワークをなさっているのでしょうか?
【佐藤さん】
・会社に相談し、自分のビジョンを説明(地方や地元を元気にするサポートがしたいと考えていた。)
・コロナ前であったが、元々会社にリモートワークへの理解があった
【小笠原さん】
・コロナがきっかけでリモートワークを実施
・やったら意外とできてしまい、そのまま続けることに(会社の理解が得られた)

また、座談会中、チャットでも質問が寄せられました。
◆質問 「移住を奥様に反対されませんでしたか?どのように説得しましたか?」
この質問に、佐藤さんは次のように答えていました。
【佐藤さんの答え】
『最初は反対されました。妻には「友達に気軽に会えない」、「都会の遊び方できない」など自由が制限されることや、「地方の狭いコミュニティに入れるのか」といった漠然な不安があったと思います。しかし、自分のビジョンを説明し、妻が移住後ストレスを感じ、「元の生活に戻りたい」といった希望があれば、「自分の仕事はどこでもできるから、いつでも東京に戻るし、希望の土地があればそこに住むのでもいい」と伝え、説得しました。』

フットワークが軽く、どこでも仕事ができてしまうのがテレワークの魅力ですね。

○参加者へのメッセージ
【佐藤さん】
「移住を決断する時が一番怖くて不安。そんな方はいつでもご相談ください。」
【小笠原さん】
「便利さ・豊かさのどちらを優先するかは人それぞれと思うが、自分は後者を優先。豊かさを大事にしている人は移住してみるのがよいのでは。」
【大浦さん】
「よりQOLの高い環境に身を置くのも大事。今がタイミング。みんな不安だけど、やってみると大丈夫という方がほとんど。いつでも相談に乗るので、遠慮なく連絡してみてほしい。」

チャットで感想の共有や質問も多数あり、楽しい座談会となりました。

エンディングトーク

セミナーの最後に「市 からのお知らせ」として次の点を お伝えしました。
・弘前への移住をお考えの皆さんに は、「弘前ぐらし」で随時情報発信していきますので、チェックをよろしくお願いします。
・弘前市は 2021年冬に「リモートワーク体験ツアー」をオンラインで開催予定です。
準備が整い次第「弘前ぐらし」のページでご案内しますのでお楽しみに!!

参加者の声

セミナー終了後のアンケートでは、全体として概ね満足いただけた方が多くいらっしゃいました。
また、次のようなご感想をいただきました。
「実際に移住してきた人が心配なことや気がかりなことを聞くことができ、よかったです。あと、皆さんが心から生活を楽しんでいることが伝わってきました。」
「大変参考になりました。有意義な時間でした。現実的にひろさきでのリモートワークが可能かどうか検討する良いきっかけとなりました。ありがとうございました。」

弘前市東京事務所/ひろさき移住サポートセンター東京事務所では、引き続き移住に関するセミナーやイベントを開催していきます。
弘前ぐらしHP・東京事務所SNS・メールマガジン等で最新情報のチェックをよろしくお願いします!

問い合わせ先

弘前市東京事務所/ひろさき移住サポートセンター東京事務所
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館6階
電話:03-6256-0801
メール:tokyo@city.hirosaki.lg.jp
開所時間:月~金 9時~17時45分(土日祝、年末年始 休み)